東京都練馬区&茨城県日立市のピアノ&ソルフェージュ音楽教室  
   
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 東京では、中学受験はごく当たり前のものであり、小学校高学年となるとほとんどの児童が塾に通うようになります。それまではピアノを頑張っていた子も、高学年になると段々勉強にシフトしていくケースがほとんどでしょう。勉学が大切であることは十分理解しておりますが、ピアノ学習の視点から見ると、小学5~6年というのは、ようやくオクターブが届くようになり、いよいよショパンやベートーヴェン等の芸術作品に触れることができる時期でもあります。ピアノ講師としては、この面白くなる時期に辞めてしまうのはとても勿体無く残念に思います。
 同じように、せっかくここまで続けたピアノですし、受験とどう付き合っていくかを悩まれる親御さんも多いように思います。もちろん、お子さん自体にピアノの関心が薄ければ、この受験を機に辞めるのは一つの区切りと言えるでしょう。でも、細々とでもピアノを続け、特技や趣味として感性や技術を磨き、音楽を通して視野の広い教養を身につけていくのも大切だと思います。もし、受験とピアノの両立にお悩みでしたら、これまでの経験を元にいくつかの方法を提案します。

 

■練習の負担を少なくする
 
 ・レッスンを月2回に。
 ・練習課題を少なめに。

 ここの生徒でも、他の先生方とお話ししていても一番無理のないやり方です。一日15分程度でもピアノに触れる時間が取れるのでしたら、息抜きにもなるかと思います。課題量やレッスン頻度などご相談ください。ただ特別な予定がない限りは、隔週なら隔週と決めた方が良いように思います。なお、下にも書きますが、受験前の1ヶ月だけ勉強に専念してレッスンをお休みするというのも可能です。

 ※その際は、日曜日か平日でしたら遅い時間に変更をお願いいたします。
 

■一定期間思い切って休む
 
 ピアノにおいては、とても勇気のいることですが、集中力のあるお子さんには効果があるように思います。受験前の一月間お休みするか、または夏休みから受験までの半年間にするか等、ご家庭で話し合ってみてください。音楽の道を目指している子にとっての半年は、それなりに大きなブランクとはなりますが、あまり心配するほどでもなく、その後の努力で十分取り返すことはできます。さすがに1年間のお休みとなると、親御さんも「もし1年休んでしまったら、その後ずっと弾かなくなりそう」と心配されます。
  なお、長期間のお休みを取られる時には、次回発表会の曲等を渡して、時間のある時に少しずつ譜読みをしてもらうようにも考えています。
 中には、ピアノを毎週休まずに通いながら、受験に臨み成功した生徒もいます。最初から全てを決めず、無理だと思った段階で相談することもできるでしょう。

 

■全く練習時間が取れない

 夏休みからは更に塾の日数が増えるところが多いようです。練習時間が取れず全く課題をこなせない状況も出てくるかもしれません。これまで培ってきた音感の鈍りが心配でしたら、ソルフェージュも一つの方法です。特に曲を練習していく必要もありませんし、都合の良い時で構いません。気分転換にもなるでしょう。聴音の他、鑑賞や初見、もし好きで譜読みした曲があれば、確認もできます。

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 ピアノは、先生と生徒の個人レッスンであり、これはとても珍しい習い事です。ここまで続けたピアノですから、ぜひうまく付き合ってたくさんの名曲に触れてほしいと願っています。